NMRパイプテクター®を導入した「ロイヤルガーデンホテル」

NMRパイプテクター®導入先紹介 英国のロイヤルガーデンホテルの設置例

建物は経年劣化によって様々なところで問題が発生します。 その中の1つに給水配管の劣化が進むと、蛇口から赤い水が流れるような場合があります。 これを赤水と言い、原因は配管内部の赤錆によるものです。 この問題の解決には、赤錆防止装置NMRパイプテクター®が効果を発揮します。 このNMRパイプテクター®は日本国内はもちろんのこと、海外でも様々な国で導入されています。 その中で、今回ご紹介するのはイギリスのロンドンにある5つ星ホテル、ロイヤルガーデンホテルです。こちらでの導入事例について2回に分けてご紹介致します。 今回のロイヤルガーデンホテルとはどのようなホテルでしょうか?少し詳しく説明していきます。 

NMRパイプテクター®を導入したロイヤルガーデンホテルロンドンってどんなホテル?

ロイヤルガーデンホテルはロンドンの中心部にあり、最寄り駅のハイストリート・ケンジントン駅から徒歩で5分の場所にあります。 5つ星ホテルである事から、ホテルの設備の充実はもちろんの事、徒歩圏内には、観光スポットのロイヤルアルバートホール、ケンジントン宮殿や人気のショッピングエリアであるサウスケンジントンがあり、立地条件が良い事からも利用者に評価を得ています。 ホテル館内の最上階にある中華レストラン「MIN JIANG」では、料理への評価の高さはもちろん、眺望の良さにも定評があり、ケンジントン宮殿やハイドパーク、テムズ川をはさみロンドンアイなどのロンドン中心部が見渡せる為、より一層食事を楽しませてくれます。 ロイヤルガーデンホテルが造られたのは1965年です。築55年以上が経った現在でも、変わらず多くの利用者を迎え入れていますが、建物の老朽化の問題は避けられません。 ではロイヤルガーデンホテルでは、実際にどのような問題が起こっていたのでしょうか?

NMRパイプテクター®導入前の状況

ロイヤルガーデンホテルでは、過去に給湯配管からの赤水の発生や、常時漏水が発生する程の状態が悪い時期がありました。 配管内の赤錆浸食によりホテルの業務に影響を与えるまでに、給湯配管の劣化が進んでいたのです。 ですが、建物の修繕をする為には、当然費用が掛かります。ロイヤルガーデンホテルでは配管更生工事(配管の取替え)を行った場合には、休業補償まで含めて650~700万ポンドかかるという試算が出ていました。これは日本円にして10億円という膨大な金額です。 これに対し、この配管劣化の問題を赤錆防止装置NMRパイプテクター®の設置で解決した場合の費用は、15万ポンド(約2,500万円)で済みます。 配管更生工事と違い、断水の必要や休業の必要もNMRパイプテクター®の設置工事には必要ない事から、ロイヤルガーデンホテルは2007年にNMRパイプテクター®の導入を決定しました。

NMRパイプテクター®の防錆効果

NMRパイプテクター®の特徴は、赤錆を水分子の持つ電子(水和電子)を利用した還元作用により黒錆に変えられるところにあります。 赤錆の黒錆化によって、鉄の表面に被膜を形成します。 黒錆の被膜によって、漏水が起きない配管に強化し、赤錆の発生を止める事ができます。 この黒錆でのコーティングは、南部鉄瓶や中華鍋でも古くから使われているものです。

NMRパイプテクター®は長期に渡り配管を守ります

適正な使用条件下であれば、NMRパイプテクター®の赤錆防止効果は、40年以上の長期に渡り継続します。 そしてNMRパイプテクター®は配管の防錆効果だけでなく、建物寿命まで配管寿命を延命する事を目的としている製品です。

NMRパイプテクター®3台を給湯本管へ設置

ロイヤルガーデンホテルは、配管の赤錆劣化により赤水や漏水の発生していた、ボイラー室内の給湯本管にNMRパイプテクター®3台を設置しました。 そして、NMRパイプテクター®の防錆効果の検証の為に、NMRパイプテクター®の設置前、設置25日後、設置36日後と採水検査を実施しました。 採水検査の結果は、NMRパイプテクター®設置前の水は鉄分値が2.79㎎/ℓである事が分かりました。これはイギリスの水質基準値0.2㎎/ℓを大幅に超える数値で、配管内の赤錆劣化が非常に進んだ状態である事が、改めて確認されました。 NMRパイプテクター®設置25日後の採水結果では、鉄分値は0.016㎎/ℓと大幅に鉄分値が減少し、水質基準値内となりました。 また、この段階で赤茶色になっていた給湯管内の水は、無色透明となっている事が確認されました。これはNMRパイプテクター®の防錆効果を示しています。 NMRパイプテクター®設置36日後では鉄分値は0.013㎎/ℓとより減少し、継続して防錆効果を発揮して、新しい赤錆の発生を完全に防止し、今まである赤錆を水に溶けない黒錆へ変化させた事の立証をしました。

NMRパイプテクター®設置後のロイヤルガーデンホテルでは

NMRパイプテクター®の設置前にロイヤルガーデンホテルで問題になっていた給湯管の漏水は、NMRパイプテクター®設置の後は、建物いずれの部屋でも発生しなくなりました。 これはNMRパイプテクター®によって、配管内の赤錆を不導態の黒錆に変えた事で、配管の強化がされた事を意味します。 配管内の赤錆劣化を止め、すでにある赤錆を体積が1/10以下に縮小した固い結晶の黒錆に変える事で、配管延命もされます。

長期的に防錆効果を発揮

NMRパイプテクター®を設置してから7年が経過し、ロイヤルガーデンホテルでは、給湯配管内の検査を実施しています。 検査結果では、改めて赤錆であった配管内部が黒錆になっていることが確認されました。 NMRパイプテクター®の設置前に発生していた、赤錆劣化による赤水や漏水問題が解決し、ホテルの営業に支障をきたす事がなくなりました。また、NMRパイプテクター®はランニングコストも掛からない為に、今回の導入についてホテルの方も大変満足していただいています。

NMRパイプテクター®導入のメリット

今回のロイヤルガーデンホテルのように、配管の赤錆劣化による赤水や漏水の場合には、一般的に配管更新工事(配管の取替え)での解決が考えられます。 ただ、配管更新工事はコストが高く、工事の最中は断水を伴う為、ホテルとして、通常通り営業をするのは不可能です。また、大掛かりな工事となる為に、工事期間も長期にわたります。 NMRパイプテクター®の導入の場合では、これらの問題はありません。さらに設置後のランニングコストは一切不要です。 このようなメリットからロイヤルガーデンホテルでは、NMRパイプテクター®の導入が決定されました。 NMRパイプテクター®は建物寿命まで配管寿命を延命する事を目的としている為に、防錆効果も長期に渡り継続します。 実際に、ロイヤルガーデンホテルでは、NMRパイプテクター®の防錆効果を始めとする様々なメリットから今後、空調冷水の配管用にNMRパイプテクター®の追加導入を検討しているほどです。

NMRパイプテクター®を導入した「ロイヤルガーデンホテル」
NMRパイプテクター®を導入した「ロイヤルガーデンホテル」

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