太陽の恵み

2.太陽のめぐみ

我々人類は、食物を食べて生きている。その生命活動を支えるエネルギーは、食べ物である植物及び魚や動物の肉などを体内で酸化分解し、そこから得られる熱エネルギーであると前章で述べた。

この食物はいったい何であるかを考えてみると次の様になる。

我々の食べている動物の肉は食物連鎖の元を辿れば牧草などの植物となる。魚・貝類も食物連鎖の元を辿れば海草などの植物となる。米・麦・豆などの穀物も光合成で生きる植物であり、しいたけなどのマッシュルーム類も植物である木よりエネルギーを吸収して生きている。一部に食べられている竹の子やパンダの摂る竹類も植物である。もちろん果物や野菜も植物であり、この海草を含む植物は太陽エネルギーを利用して空気中の炭酸ガス(Co2)と水(H2O)を合成させ有機物を作り成長する。これを光合成という。つまり、地球上の全ての生命体は太陽エネルギーにより生きていることになる。我々人類は太陽エネルギーが自然界に与えた植物等の自然の恵みを直接的或いは動物や魚等の肉などを通じ間接的に摂取し、それを酸化分解し、再び太陽エネルギーを体内で吸収し、それを活用して生きているのである。全てが天のみぞ知る太陽の恵みなのである。我々は自ら生きているのではなく、生かされている存在なのである。